2017年05月15日

心臓部「テンプ」への大ダメージ!セイコー・オートマチックの修理(;^ω^)

おはようございます!

先週修理と検査完了したお品になります。セイコー・オートマチックの精度不良。

簡単な時間の遅れかと思いきや、精度の心臓部分である「テンプ」の深刻なダメージでした。時間の遅れも大きいのですが、それ以上にとにかくテンプの調子が悪いです!正常な回転ではなく、途中で大きく回転調子が狂い、テンプ本体への深刻なダメージです!


どのような原因かはわかりませんが、強い衝撃で、テンプが変形しているようです。
腕時計本体が通常のものよりかなり分厚く、重量があるので、落下等の衝撃も強くなるのかもしれません。

通常、タイムグラフで計測すると、回転に応じて線状のグラフが表示されるのですが、

テンプの変形により、正常な一定のグラフを描けず、不定期に大きな精度の歪みが生じます。

交換できればよいのですが、残念ながら、こちらはテンプの部品供給はありません。

そのため、できるかぎりでテンプの修正を行いました。

すでに大きな変形があり、下手にいじると、逆に大きく性能が落ちるかの世がある、大変リスキーなトラブルでした。

長めに期間をいただき、慎重に作業→実測し、徐々に調整&確認し、日数をかけて少しずつ調整していきました。

中々大変な修理だったのですが、なんとかお客様にお渡しできるように調整することができました。

落下や強い衝撃には、今後もくれぐれもご注意をお願いいたします!

DSC_6318.JPG
posted by あさちゃん at 10:32| 富山 ☁| 時計修理の実践編 | 更新情報をチェックする